観てきましたよ、映画『シン・仮面ライダー』。
もう一度観たいかと聞かれたら「もう充分です。満足しました。」と答えますが、随所に見られた仮面ライダーのカッコよさ、懐かしさ、気持ちよさは存分に感じられました。
『シン・ゴジラ』も『シン・ウルトラマン』もそのうち観ようそのうち観ようと思いつつ未だに観ていない僕ですが、ゴジラやウルトラマンよりは仮面ライダーへの思い入れが強いので、迷わず映画館に行くことが出来ました。
世代的にリアルタイムで記憶にあるのは『仮面ライダーBLACK』からですが、初代からアマゾンまでは小学生の頃の夏休みに再放送で観ました。戦隊ヒーローやメタルヒーローも好きでしたが、やはり正義の味方といえば仮面ライダーが僕にとっては一番なんです。
「ショッカーに改造された改造人間が人知れずショッカーと戦う」という悲しい設定に、子供ながらにカッコよさを感じ、初代のホラーテイストなところもワクワクハラハラして観ていました。
石ノ森章太郎先生のヒーローは、人間を逸脱してしまった悲しみ、孤独、絶望が根底にありつつも、それでも人類のために戦うという確固たる決意を持っているのが最高ですよね!
『シン・仮面ライダー』では、本郷猛の悲しみと決意は優しさとして描かれていましたが、もう少し彼の内面を掘り下げて描写しても良かったのでは?と思いつつ、アクションシーンの時間を削られるよりは良かったかな、とも思います。限られた時間で何を見せるのか、練りに練った映画だと感じました。
そしてこのプラモデル!素晴らしい出来栄えです!
スーツの質感、肩関節の自由度、シールで表現された眼とベルトと足裏。
仮面ライダー1号のシンプルかつ力強いデザインがしっかりと再現されています。
繰り返しブンドドしているうちにマフラーがポロリするようになってしまったのは残念ですが、それ以外の各関節部分はまったく問題なく、ポージングと写真撮影が最高に捗るプラモデルですよ。
映画の中で、サイクロン号が自動で仮面ライダーについてくるシーンがなんとなく可愛かったので、カワサキニンジャで代用して撮ってみました(笑)
それから浜辺美波さん演じる緑川ルリ子がかなり可愛かったのですが、西野七瀬さんのハチオーグも抜群の存在感と可愛さでした。いつかプラモデルが出ると良いのですが、今回は中国製の可動フィギュア「WASP GIRL ブンちゃん」で代用です。
やっぱりもう一度観に行こうかな、映画…。
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