2022年9月某日、思い立って横浜に行ってきました。
目的は「ガンダムファクトリー横浜」で動く等身大ガンダムを見ることです。
この施設が発表されたときから「見に行きたいなあ」とは考えていたんですが、世間は旅行に厳しい状況でしたので諦めていました。さすがに連日混雑しているだろうと思っていたからです。
そんなある日、TVで観た散歩番組でここが映ったんですが、その放送ではあまり観客がいない様子でした。貸切ったのか休館日だったのかもしれませんが、そもそも屋外の施設だし、広さも充分ある様子なので、これはもう思い切って行ってしまおう!
そう思った数日後に、僕は夜行バスの中にいました。さすがに体力的にきついだろうなと覚悟してバスに乗ったのですが、やはり慣れないバス旅はかなり疲れました。
眠ったり起きたりを繰り返しつつ、丸一晩かけて到着した横浜の空は素晴らしい快晴でした!
街中のロープウェイに乗ってみたり、中華街で餃子を食べてみたりしつつ、目的地のガンダムファクトリーには13時ころに入場。平日だったこともあって、予想通りそこまでの混雑でもなく等身大ガンダムも各種施設もしっかりじっくりと楽しむことが出来ました。
この日の最大の目的は青空の元でのガンダムの写真と、夜景を背景にライトアップされたガンダムの写真を撮ることです。
そのため13時から18時まで中で粘りました(笑)
カフェやショップや解説コーナーがあったので時間を潰すのはまったく問題なかったのですが、夕方くらいにスマホの充電が怪しくなってきて、一人でハラハラしていました。端から見ると挙動不審な怪しいヤツだったと思います。
ショップ内にガンプラの作例が展示されていて、それも撮影OKだったのですが充電の不安からスマホを温存することにして写真は巨大ガンダムだけに絞ることにしました。
日が落ちて何枚か写真を撮ったところでバッテリーがなくなったので、我ながらナイスな判断だったと思います。寝不足と歩き疲れの状態でしたが、良い写真が取れて大満足です!
家族や友人にはお菓子をお土産に買い、自分自身にはガンプラを買う予定でした。
何を買うか悩みに悩んで、決断したのは1/100の「ガンダム」です。
これは本当に悩みました。これまで「V2ガンダム」や「ユニコーンガンダム」は作っていますが、いわゆるファーストガンダムは買ったことがなかったからです。
40年前の最初のガンプラブームの頃、僕はまだ小学校低学年でした。ガンダムやシャア専用ズゴックを買うのは兄で、弟の僕はガンタンクやジムの担当だったのです。
もちろん、ジムはシャア専用ズゴックにやられるためのチョイスです。昭和世代の男兄弟の上下関係は斯様にも苛酷なものであったのです!
しかし、あれから40年。三つ子の魂百までとは言うものの、そろそろ僕もガンダムを買ってもいいはずです。それにこれはアムロが乗ったガンダムではなく、「RX-78F00」という横浜のガンダムという設定なのでセーフです。
これを完成させたとき、僕は過去の呪縛から解き放たれると確信しています。
大げさ過ぎませんか?
あたま大丈夫ですか?
日本全国の弟達には分かるはずです。
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