ガンダムの富野由悠季監督は、アニメだけじゃなく小説家としても活躍されています。
小説版のガンダムはアニメ版と展開や設定が違うことが結構あって、ファンにとってはそこも楽しみの一つなんですが、今回の「セカンドV」は小説版の『機動戦士Vガンダム』で「V2ガンダム」の代わりに登場した、後半の主役MSです。
富野監督が「V2ガンダム」のデザインがあまり気に入ってなかったので、小説版で変更したと言われていますが、実際はどうなんでしょうね?
あの「ジオング」をデザインした監督が、「V2ガンダム」のデザインが子供っぽいと言うのは本音じゃない気がして、単純にファンサービスで新型機を設定したんじゃないかな、と僕は想像しています。
そういえば小説版には、カテジナさんが強化人間にされたという説明があるんですよ。
ウーイッグのお嬢さんがMSのパイロットになれた理由付けなわけですが、アニメ終盤の壊れっぷりに愕然としていた僕は、小説を読んで腑に落ちたというか、納得できたというか、まあ消化することが出来ました。
年下の女の子の歌を聞いて「胸をえぐるような五月蠅さ」と表現したり、年下の男の子の脇腹にナイフを突き立てたり(しかも明確な殺意ありで)、夕方のアニメで登場していいキャラじゃないカテジナさんですけど、強化人間にされていたなら仕方がないですよね!
似たような境遇だと『逆襲のシャア』のクェスも短期間で訓練してパイロットになって、戦場で飽和状態になるわけですが、最後にハサウェイをかばったクェスと最後まで激おこぷんぷん丸だったカテジナさんの違いは何だったんでしょうね?
クロノクルが心の拠り所になれなかったからか?
ウッソたちへの劣等感か?
ガンダム作品は本当にいろいろと哲学できて楽しいですね!
それにしても、ポージングのセンスないな…
精進しますよ
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